海は人を繋げるお話
海は人を繋げるお話
ダイビングの魅力、海の魅力ってなんやろうと考える時があります。
海が大好きで、その美しさに魅了され水中世界に踏み込みダイビングの虜になりました。今やプロのダイバーの肩書きがあり、海を愛しダイビングを愛しています。
ダイビングの魅力は沢山あります。
・人間が行けない領域を冒険できる
これは言うまでもなく、ダイビングを通して人間が気軽に行くことができない海の世界へと行くことができる。
・海の世界は神秘的
自然が作り出す地形や海の世界の色とりどりな住人(魚)、そして水底から見上げる太陽はまさに磨き上がったダイアモンド。
・無重力を体験
中性浮力を保つ事で無重力を体験できます。
水底までスコーンと透き通った時は空を飛んでるみたいでかなり気持ちがいいです。
とまぁ魅了を言語化するのが難しいんですが、一番伝えたい魅力それは…
「海は人を繋げる」
総勢14名の見ず知らずのダイバーが集ったダイビング企画を主催したお話
「ライセンスは持ってるけど一緒に潜りに行く人がいない」
「潜りに行く機会がない」
ダイビングをしてると若者中心にそのような声を聞く事が多くなりました。
「なら、そういう人を集めてみんなで潜りに行けばいいやん」
・・・・・・・・・・・!
2017,9,9 葉山
僕がDMT時代にBIGBLUEでお世話になったHIROAKIさんが働いているダイビングショップ「NaNa」さんで総勢14名で潜ってきました。
NaNaのショップはタイにあるBIGBLUE CAHABAと少し似ており、開放感があってとても居心地が良かったです。
ショップ内も天井が高く、葉山で撮影された水中写真が数多く飾られています。
3チームに別れてのボートダイブ!
ダイビング前のブリーフィングスタイルがBIGBLUEと似てるのでとてもわかりすい!
いざ、出航。
水中では自由自在な動きができるので、こんな気持ち悪いアクロバティックも可能に。
1本目のダイブが終わり、窒素を抜くために水面休息。
天気がすこぶるよかったので外で寝るのが最高に気持ちいい。
天気がすこぶる良いときは飛び込みましょう。
「砂を巻き上げないぞ〜」という円陣らしいです。
※砂を巻き上げる事で周囲の透明度がグンッと下がります。1名だけ恐らく「残圧50を切らないぞ!」と言っています。
ダイビング終わりに全員で記念撮影!
このカメラ360℃撮影してくれる優れもの。
ダイビング後のアフターダイブは三浦海岸へ。
こくしぼりのCM、お待ちしております。
お酒を買って心地いい音楽を流してビーチでChil
ダイビングの締めくくりはSunsetを見ながら心身共にリラックス…
・・・・・・・・・・
「海は人を繋げる」
「ライセンスは持ってるけど、潜りに行く人がいない」「潜りに行く機会がない」
そんな人たちを集めマッチングさせたこの企画
まぁ要するにダイビングする前までお互いのことは一切わからず、どんな人と潜るのかもわかりませんという感じ。
でも、時間が経つと不思議と初対面とは思えない仲の良さが生まれるんです。
それって恐らく「ダイビング」という共通ワードが関係している。
私生活の場面でも一つの「共通ワード」がキッカケに話が膨らみ互いの距離感がグッと縮まる体験があると思います。
それと同じで「ダイビング」という共通点が会話を生むキッカケを作り、互いの距離がグッと縮まる。
「ダイビング」この共通点が今回の出会いを生み、これから一緒に潜れる仲間と引き合わせてくれた。
一つの出会いをキッカケにそこから派生して新しい出会いが生まれる連鎖
ダイビングという非日常な体験を共有することで生まれる幸せ
ただ潜るだけがダイビングではない。
ダイビングは年齢性別関係無しに老若男女が楽しめるアクティビティです。
実際に70歳の現役ダイバーと会うことがありました。その時はさすがに驚愕しました。
僕より50年も長く生きてる人の話はこってりしすぎてオモシロイオモシロイ。
そのようにダイビングを通して普段の生活では巡り会えない出会いが多々あります。
「ただ潜るだけがダイビングではない」
懐かしい再会、思いがけない出会い、それ等を生んでくれるのもダイビングの良さだと確信しています。
これからもダイビングを通して、海を通して、沢山の素晴らしい出会いと幸せが生まれますように。
そして、その一翼を担うために今後もまたこういった企画をしようと思います。
「海は人を繋げる」そこに新しい出会いが生まれ、幸せが生まれる。
今回、利用させていただいたショップ「NaNa DIVING SHOP」
Concept NaNa
それは「海を通してみんなで幸せな時間を共有する」こと。
海を一緒に潜ることは勿論、海から帰ってきたとき、潜ったみんなで海の話をしたり、一緒に美味しい物を食べたり、みんなで幸せな時間を共有しましょう。
そこから皆様と私たちのつながりが生まれ、人間同士のつながりの楽しさや大切さを一緒に分かちあえることを願っています。そのためにも、私たちは絶えず海を研究します。また子供に海を教えたいという願いもあります。子供と一緒に海で遊び、海の楽しさを教えていくこともNANAの大きなテーマです。
東京から1,000km 絶海の孤島 小笠原諸島へ
これは東京から1,000km離れた絶海の孤島へ冒険したお話
東京竹芝桟橋から船で約25時間、世界自然遺産にも登録された、ここは小笠原諸島
自然が豊かな島ということもあり「東洋のガラパゴス」ともいわれています。
アクセス方法は「船」のみ、飛行機は飛んでいません。
島の環境保護のために船も1週間に1便、ハイシーズンは3・4日に1便。
気になる値段は往復で5万円前後…。LCCを利用して海外へ行ってもお釣りがきます。
今回、小笠原を訪れた主な目的は旅行企画「トラベルシェア」の仕事と古くからの友人を訪ねることです。
ここからは小笠原で撮影した写真と共にお楽しみください。
トラベルシェアでは、一緒に旅をするメンバーと会うのは出発当日。
当日まで「誰が来るのか?」「どんな人なのか?」一切検討がつきません。
そんな不安とワクワクの中、みんな「初めまして」を果たしたぎこちない瞬間です。
船で25時間、目指すわ小笠原諸島〜
船の屋上デッキから見る朝日と夕日と星空は最高でした。
東京湾から離れると電波が入らなくなるので、インターネットから離れるとても良い時間でした。
島に着いてまず「小笠原海洋センター」へ
ここではアオウミガメをはじめとする小笠原生物の保護をしています。
まさかこの日の晩に「亀を食べる」と思っていなかったでしょう。弱肉強食の世界。
海を一望できる穴場スポットへ行きました。
足場が悪い中、みんなビーサンで必死に登ってます。(写真は下ってます。)
はい!到着!みんなが大好きフォトジェニックポイント
生憎の天気です。これがスカッと晴れてたら…。それでも圧巻のスケール。
シュノーケリングで沈船が見れると言う珍しいスポットへ
トラベルシェア参加者6人中3人がシュノーケリング未経験者、内1名が「初めて海に入る」という事でまずはシュノーケルレクチャーから。
一人静かに溺れかけて死にそうになったものの、みんな沈船があるエリアまで行けました!
ロクセンスズメダイがうじゃうじゃいました。
島民の友達が「ジェニ(フォトジェニック)ポイントあるよ〜」ということで、お洒落に撮影してきました。
最後は全員でジェニってきました。
スカッと晴れていたらこの100倍良い表情やったはず。
サンセットはツアーでも行けない秘境スポットへ
昔、戦争で使われていた砲台がそのまま残っていました。
プッシュっと。
この時ばかりは誰も一言も発さず、ただただ地平線に落ちる夕日を見る。
沈黙の時間、何も考えずに心を無にする。こういう時間ってかなり大切。
小笠原の海を体験ダイビングで堪能!
水深8m、潜った事がない人にとっては未知の世界
ユウゼン
貴重な固有種の魚です。
初ダイビングでかなり余裕な表情。ちょっとしたドヤ顔もまた良い。
美しいウミウチワサンゴ。透明度30mぐらいあった。
もちろん、最後は全員でジェニる!
自由行動時間に僕は島の友達とふらふら島を散策
小笠原の雰囲気とかなりマッチングしてるコーヒー屋
職場のお土産を悩んだ挙げ句…
小笠原のバナナを刈りました。東京で電車乗った時はかなりの注目を浴びました。
最後はしっかりとジェニりましたよっと。
みんなで念願のドルフィンスイムへ
この船がまたまたかっこいい。
しっかりとくつろげるので、まるでお金持ちになったかのような気分でした。
肝心のイルカはと言うと…ハシナガイルカと遭遇できて100頭ぐらい見れました!
波乗りをしたり、アクロバティックを披露してくれたり、子どもと泳いだり、本来の野生の姿を見れる事ができました。
残念ながら海況が悪く一緒に泳ぐ事ができませんでしたが、まぁここまで見れたら十分でしょう!
※写真はイメージです。
もちろん、最後も綺麗な海をバックにジェニっくです!
夜は島民を呼んでのBBQ
島流のゆる〜いBBQスタイルがたまらん。
島の人と参加者が気軽に交流できる環境を作れたことがなにより嬉しい。
出航2時間前、とりあえず小笠原の海に飛び込んでみた。
何歳になってもこういう遊びは最高に楽しいもの。
ココロの飛び込みが一番プロフェッショナル
今回のお宿「父島ペンション」
何が良いって、この中庭が非常に心地良い。ピーカンの日にお庭で昼寝した時は幸せでした。
小笠原は世界自然遺産でも有名ですが、最後のお見送り船でも有名です。
ですが、台風の影響で出航日が1日早まり夜のお見送りになったので「お見送り船」は見れませんでした…。
最後に友人の嫁さんが「レイ」(首から下げているお花)を編んでくれてプレゼントしてくれました。
この「レイ」を船から投げ島に流れ着いたら、また島に帰って来れるという風習があるみたいです。
そして、この旅の絶大なるサポートをしてくれた二人
この二人の協力がなかったらツアーを遂行することはできなかったでしょう。
本当にありがとう。
今やLCCが普及し格安で海外へ行ける時代の中、25時間往復5万円も掛けて行くことしかできない島。
現代社会に置いてはかなりの時間とお金が掛かる場所ですが、このアクセスが悪い辺鄙な地だからこそ、そこに価値が生まれ「小笠原諸島」の魅力に感動させられると思います。
体験に投資するとはまさにこのことでしょう。
たった2日間の滞在でしたが、心に残る体験が沢山ありました。
トラベルシェアとしても初の試みでしたが次回に繋がるツアーになりました。
また来年もやります。小笠原ツアー。
今回、島のアテンドに尽力してくれた友人のブログを紹介
これから小笠原へ行こうと思ってる方や興味がある方は是非チェックしてください!
小笠原の穴場スポットや島民目線からのお勧め情報が豊富にUPされています!
オガサワライフ.com | 小笠原諸島の観光情報まとめサイト